西暦 年号 月日 公会堂の主な出来事
1923 大正12 昭和天皇の御成婚を記念し、県議会の発議により公会堂建設が計画。
1924 大正13 6月4日 臨時県議会で、公会堂建設を可決。

設計者:早稲田大学・佐藤功一工学博士
工事請負:吉田与八
延坪:990坪6号6尺
建坪:478坪
工事期間:644日
延人数:39,432人
総工費:438,000円(盛岡市の賛同金及び県民の寄付による)
1925 大正14 公会堂起工式施工
9月10日 公会堂建設着工
1926 大正15 11月18日 公会堂上棟式
1927 昭和2 4月18日 公会堂使用規則定める。
6月15日 公会堂落成式

(左:創建当時の公会堂 右:創建当時の大ホール)
6月18日〜 落成イベント開催
6月19日〜 得能知事により一般開放、縦覧が許可される。
1928 昭和3 10月6日
〜8日
陸軍が公会堂に大本営を置き、陸軍特別大演習を行う。天皇陛下が陸軍特別大演習統監のため本県に行幸。
公会堂に来館し、宿泊をされる。総理大臣外閣僚、皇族来盛。

(左:統監陛下大本営御出門の風景 右:大本営御座所(現在の特別室))
1940 昭和15 12月31日 支那事変出征軍馬記念銅像除幕式挙行、公会堂前に建立。
1944 昭和19 支那事変出征軍馬記念銅像、金属回収で供出。
1945 昭和20 6月 建物疎開により、堅牢建築物重要施設の指定を受ける。
9月 アメリカ軍将兵の病院として接収される。
12月25日 公会堂で盛岡進駐軍主催クリスマス会開催。(一般市民にも公開)
1947 昭和22 3月 アメリカ軍の接収解除、公会堂返還される。
5月20日 地方自治法に基づく最初の県議会を、公会堂内議事場で開催される。
1948 昭和23 6月 GHQ指導による、全国二番目のモデル保健所を1階に移転開設
1951 昭和26 11月4日 原敬胸像建立
1952 昭和27 大ホール以外議会議事堂としてほとんどが使用される。

県会議場(現26号室)
1953 昭和28 6月 大ホールを中心に大改装(全国都道府県議会議長会準備のため)
1960 昭和35 陛下が宿泊された和室等取り壊し
1974 昭和49 外壁補修
1976 昭和51 内部外装工事開始
1977 昭和52 館内壁面の大改装工事等が行われる。
1993 平成5 10月 第8回国民文化祭展示会場 (日本画部門・書道部門)
1999 平成11 公会堂存続問題で県に検討機関が設置される。
2000 平成12 公会堂耐震調査(関東大地震直後の設計の為、かなりの耐震性を考慮した設計であったことが判明)
5月16日 第1回岩手県公会堂懇談会が一般公開で開催。
2004 平成16 県が公会堂を全面保存することを決定。
2005 平成17 「指定管理者制度」により、民間の管理運営が始まる。
2006 平成18 国の登録有形文化財として登録される。
2007 平成19 創立80周年の記念式典・文化祭・資料展等開催。